うんぼぼの部屋

趣味の語りや独り言をダラダラと。かなり将棋色強めの雑記ブログになるかと思います。というかほぼ将棋ブログです。

第77期順位戦開幕&第89期棋聖戦第2局

はいどうも、うんぼぼです。

先週は第77期順位戦が開幕し、土曜には棋聖戦第2局も行われました。

今回はこれらの記事になります。

 

順位戦

今週行われたのはA級が2局、B級1組、B級2組、C級2組の一部です。

A級の2局について触れていきます。

豊島将之八段-稲葉陽八段

今期順位戦の開幕局はA級で、前期を6勝4敗で終えた豊島八段と稲葉八段の対局です。戦型は横歩取りになりました。両者は居飛車ならなんでも指しこなすので、過去の対戦での戦型もバラけていますね。

先手の豊島八段は17手目に5八玉とし、青野流を目指します。対して後手の稲葉八段は20手目に4二銀と新手を指します。青野流に対する4二銀といえば、叡王戦第一局で高見六段(当時)が指したものがありますが、あれは17手目5八玉に対しての18手目の着手でした。本局は叡王戦第一局と比べ、8五飛と3六歩の交換が入っている形になります。本譜の進行を見る限りでは、五段目の飛車は先手の目標にされていますね。大駒の働きが悪い形にされてしまい、以降ずっと先手がペースを握りました。豊島八段がそのまま逃げ切り、白星を挙げました。稲葉八段は新手を繰り出すも実らず、黒星発進となってしまいました。

 

三浦弘行九段-阿久津主税八段

4年ぶり2期目のA級に挑む阿久津八段と、通算17期目の三浦九段の一戦です。

戦型は角換わりになりました。こちらもお互い居飛車党ですが、阿久津八段は横歩取りや角換わりが多いイメージがありますね。相がかりを指しているところはあまり見ないように思います。三浦九段は序盤研究が深いことで知られ、居飛車なら何でも指すイメージです。

先手の三浦九段が5八金型から4七金型、後手の阿久津八段が6二金型に組み上げます。そこから先手は3五歩~4五桂と仕掛け、主導権を奪いにいきました。ここらへんは持ち時間の使い方からも、三浦九段の研究手順だったことがうかがえます。阿久津八段は自然に対応していたように見えますが、先手の攻めが厳しく、三浦九段が押し切りました。

 

 

棋聖戦第2局

さて、次は棋聖戦です。挑戦者の豊島八段が先勝した第1局から10日後の16日に第2局が行われました。棋聖戦は五番勝負なので、豊島八段がまた勝った場合には奪取に王手がかかります。羽生棋聖はここでなんとか勝ってタイに持ち込みたいところです。

戦型は、角換わりの出だしから10手目に豊島八段が4四歩と角道を止めて雁木を志向しました。羽生棋聖は早い段階で4八飛と回り、4筋を攻める手を見せます。玉を7九まで逃がし、両端の歩を突いた後に4五歩と仕掛けました。角銀交換のあとは少し駒組みが続きます。47手目、羽生棋聖が7一角と打ち込んでから本格的な戦いが始まっていきます。ほどなくして飛金と角銀の交換となりますが、先手は飛車を取るのに金を打っているため、手駒の差で後手がよさそうだと控室は評価していました。しかしながら豊島八段は難しいと思っていたようで、本譜は検討とは違う手順に進みます。その途中、68手目の4八銀が緩手で、この一瞬の隙に羽生棋聖が5二角~4三桂と寄せに行き、81手で勝利しました。これにより両者1勝1敗となり、互角の星になりました。

次回、第3局は6月30日(土) 静岡県沼津市で開催されます。奪取/防衛に先に王手をかけるのはどちらになるでしょうか。目が離せませんね。

 

 

 

6月になると順位戦が始まるので、一気に観る対局が増えますね。今週もC級1組やC級2組の残りがありますし、来週はまたA級の対局があります。また、いまこの記事を書いてる間にも名人戦第6局が進行しています。詳しくは今週末にまた記事にする予定ですが、封じ手時点では後手が自信ない局面に見えますが、どうなるでしょうか。