うんぼぼの部屋

趣味の語りや独り言をダラダラと。かなり将棋色強めの雑記ブログになるかと思います。というかほぼ将棋ブログです。

A級順位戦最終局の結果

はいどうも、うんぼぼです。大変なことになりましたね

3/2(金)に行われたA級順位戦のことについて書いていきます。

 

終戦までの成績

まず最終戦までの各棋士の成績を見ていきましょう。

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(第76期名人戦・順位戦 七番勝負/A級より引用)

 

挑戦争いは久保王将と豊島八段が6勝3敗でトップ、その次に6勝4敗で羽生竜王で、5勝4敗が3人という形です。

対して残留争いは渡辺棋王と深浦九段と三浦九段が4勝5敗で、行方八段が3勝6敗となっています。屋敷九段は降級が決まっています。

 

詳しい挑戦&降級の条件は過去記事

umbobo800.hateblo.jp

をご覧ください。

 

 

終戦の結果

昨日行われた最終戦ですが、以下に示す結果となりました。

 

● 久保利明王将-深浦康市九段 ○

○ 広瀬章人八段-豊島将之八段 ●

○ 稲葉陽八段 -行方尚史八段 ●

○ 佐藤康光九段-屋敷伸之九段 ●

○ 三浦弘行九段-渡辺明棋王  ●

抜け番:羽生善治竜王

 

これにより、6勝4敗が久保王将、豊島八段、佐藤康九段、広瀬八段、羽生竜王、稲葉八段の6人となり、同率1位が複数いるためプレーオフが開かれることになりました。

前述の過去記事で詳しく説明していますが、プレーオフはパラマス式トーナメントになるため、久保王将と豊島八段は挑戦まで5連勝が必要となります。厳しい道のりになりましたね。

 

その一方で、深浦九段と三浦九段はA級残留を果たしました。渡辺棋王と行方八段は残念ながら降級となります。

 

6人でプレーオフが行われるのは史上初だそうですね。観る将からするとA級の将棋がたくさん観られるのは嬉しい限りですが、2/17の朝日杯のニコ生中継に解説で来ていた広瀬八段が言うには、6人プレーオフになると短期間に対局を組まなければいけない将棋連盟の職員が悲鳴を上げる、とのこと。手合い課は忙しくなりましたね…。

また、渡辺棋王がA級陥落というのも棋界では大きなニュースですね。今期はなかなか調子が上がらないでいましたが…。順位戦で負け越すこと自体が自身初ですが、まさか降級を喫するとは春時点では誰も予想してなかったでしょうね。

 

プレーオフのトーナメント

プレーオフのトーナメントは順位が上であるほど有利に作られ、以下のようになります。

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順位が下である久保王将と豊島八段が初戦を戦い、勝者と佐藤康九段、その勝者と広瀬八段…というトーナメントになります。今期A級に上がってきた久保王将や豊島八段は5連勝の必要があるのに対し、前期1位の稲葉八段は1勝すれば名人挑戦です。「順位戦」と呼ばれるだけあって、前期の順位は相当重いものとなっています。

 

終わりに

今期の将棋界は歴史的な出来事が起こりすぎですね。6人プレーオフはもう二度と見れないくらいのものだと思います。豊島八段と久保王将は一気に挑戦が遠くなってしまいましたが、頑張ってほしいところです。

王将戦まっただ中の両者ですが、3/4、つまり明日にいきなりプレーオフ一回戦があります。A級最終戦は静岡で行われたので、今日移動して明日6時間の将棋を指し、また3/6~7の王将戦第5局に向けて3/5に島根県へ移動するという超ハードスケジュールとなっています。今調べて気づいたのですが、明日はNHK杯でも豊島八段と稲葉八段の対局が放送されるので、TVでもPCでも豊島八段が観られるという、豊島ファン歓喜の日となるみたいです。

 

大変なことになった第76期A級順位戦ですが、最終的に名人挑戦を決めるのは誰になるんでしょうか。今から楽しみですね。