うんぼぼの部屋

趣味の語りや独り言をダラダラと。かなり将棋色強めの雑記ブログになるかと思います。というかほぼ将棋ブログです。

第11回朝日杯、準決勝・決勝の感想

はいどうも、うんぼぼです。

本日行われた朝日杯、みなさんは観ましたか?

私は藤井聡太五段-羽生善治竜王だけニコ生で観戦し、あとは将棋連盟モバイルのほうで棋譜だけ追っていたのですが、藤井五段がすごかったですね。

 

まずは藤井聡太五段、優勝おめでとうございます。2/1の順位戦C級2組で昇級が確定して五段に昇段しましたが、それから僅か16日で「五段昇段後 全棋士参加棋戦優勝」の規定を満たし、六段に昇段が決まりました。

これにより、これまで加藤一二三九段が持っていた、棋戦優勝と六段昇段の最年少記録を更新しました。おそらく五段だった期間も最短でしょうね。

 

今日は準決勝と決勝の感想をそれぞれ書いていきます。

 

準決勝 藤井聡太五段-羽生善治竜王

ここは昨年話題になったスター棋士の対決ということで、カードが決まったときから将棋ファンだけでなく、世間からも注目を浴びていましたね。

角換わりの出だしから後手の羽生竜王が角道を止めて雁木調に誘導しました。棋力の高い人から見るとどうかはわかりませんが、評価値的には△9九銀のあたりから先手に傾き始め、途中で差が縮まりはしたものの、最後は藤井五段が押し切りました。

79手目の▲4三歩の王手のあたり、ぽんぽこは後手に300点ほど振れていたのですが、示していた候補手が△5一玉だったので、それ指す前提で300点なら先手がよさそうだなあと思って観ていました。これ玉引く人いるんですか?

玉引いてようやく後手が少しいいくらいだったら、後手が勝ちにくい将棋だったのかなあという印象です。

 

準決勝 久保利明王将-広瀬章人八段

お互いA級棋士で、現役タイトル保持者とタイトル経験者ということに加え、この朝日杯で準優勝の経験があるという好カードでした。もう一局が世紀の一戦と言わんばかりの注目度だったのでしょうがない部分はありますが、こちらも将棋ファン的には十分に豪華な顔ぶれです。ネット中継での扱いは悲しいくらいの差がありましたね…。

対局は久保王将が先手だったのですが、序盤早々に端歩を突くことで先後逆のゴキゲン中飛車風になりました。広瀬八段が序盤から積極的に動いていき、中盤の大駒の捌きあいから終盤戦に突入。玉頭戦になりましたが、最後は広瀬八段が久保王将を下しました。

感想戦によれば馬を追われたとき、逃げずに切り飛ばしていればまだ難解だったようですね。自玉との兼ね合いもありますし、1分将棋だとどうしてもそこらへんの見切りはプロでも難しいところでしょうね。

 

決勝 藤井聡太五段ー広瀬章人八段

午前中の準決勝を勝ち抜いた二人の対局です。藤井五段は本戦で澤田六段、佐藤名人、羽生竜王を倒し、広瀬八段は菅井王位、渡辺棋王、久保王将を倒すという、ボスラッシュを突破してきた2人の対局となりました。すごい顔ぶれですね…

 

対局は角換わり腰掛銀となりました。先手の藤井五段が後手玉が薄くなったところをすかさず攻めていき、後手は受け一方に追いこまれましたね。先手の藤井五段がうまく攻めをつなげ、結果的には快勝した形となりました。

去年から何度「この中学生強すぎだろ…」と言ったかわかりませんね。

デビュー後1年で全棋士参加棋戦優勝はすごいの一言に尽きます。

 

 

ちなみに

藤井聡太六段が七段に最速で昇段するには、竜王戦の5組を優勝して「竜王ランキング戦連続昇級」を満たす必要があります。(参考:昇段規定|棋戦|日本将棋連盟)

「連続昇級」なので途中で負けてしまった場合でも満たす可能性はあるのですが、最速となると王座などのタイトルを取るほうが早くなるので、優勝が条件となります。だいたい5月下旬くらいには各組の決勝が行われるので、もしかしたらそのころに藤井七段が誕生しているかも…?期待が膨らみますね。

 

3/3追記:上に「竜王戦の5組を優勝して」とありますが、よくよく考えたら昇級を決めればいいだけなので、5組の決勝に進出すればいいんですね。必ずしも優勝しなければならないわけではないですね。失礼しました。

 

以上、ニコ生アンケの優勝予想を外したうんぼぼでした。こいついつも予想外してんな