うんぼぼの部屋

趣味の語りや独り言をダラダラと。かなり将棋色強めの雑記ブログになるかと思います。というかほぼ将棋ブログです。

第89期棋聖戦第4局

はいどうも、うんぼぼです。

2週連続で更新するのはいつぶりですかね。続けていきたいところです。

 

さて、今週は棋聖戦第4局が行われましたね。

第3局までの星取りは、挑戦者の豊島八段から見て2勝1敗でした。この第4局に勝てば、3勝1敗で棋聖奪取となります。

羽生棋聖の先手で角換わり腰掛け銀に進みました。この戦型は類似局面が多いので、前例がなくなったと棋譜コメで書かれてもピンと来ませんね。端歩の関係や、右金の位置、玉の位置などが微妙に違うのでしょう。本局の端歩はお互い1筋と9筋を突きあっていて、右金はそれぞれ4八と6二に置いています。玉は先手が8八まで入城しているのに対し、後手は4二で留めています。

しかしながら豊島八段の研究の深さには驚きますね。62手目6七歩までの消費時間が、羽生棋聖は1時間2分なのに対し豊島八段はわずか14分に抑えています。次の手の2二歩は「研究ではやりにくいと思っていた」と語っているため、ここで研究を外れたようですが、他の手順ならもう少し先まで研究していたのでしょうね。

形勢は後手が少しいいくらいで進んでいきますが、79手目7五角の王手を受けた5三桂から先手が逆転していたようです。代えて6四桂なら後手よしのようです。6四桂の効果としては、先手の角がいなくなる、もしくは後手玉が角の睨みから外れた際に銀取りになるという点と、本譜でも後に出てくる6四銀の攻め筋がなくなるといったことが挙げられます。感想戦で豊島八段は「6四銀が厳しく、まずくなっている感じがした」と話しています。以降は先手がリードを保って寄せ切り、133手で後手の投了となりました。

 

これでシリーズ成績は2勝2敗となり、決着は17日(火)の第5局に持ち越されました。

羽生棋聖はタイトル獲得通算100期と棋聖11連覇が、豊島八段は初のタイトル獲得がかかっています。

棋聖戦はフルセットの場合は手番は振り駒で決まります。今シリーズはこれまで先手番が勝利してきていますが、第5局はどうなるでしょうか。

棋聖戦に限らず、最近の相居飛車は従来より先手が攻勢を取りやすいために先手勝率が高いように思います。勝敗はともかく、振り駒で先手番をもらえると展開に与える影響は大きそうですね。