うんぼぼの部屋

趣味の語りや独り言をダラダラと。かなり将棋色強めの雑記ブログになるかと思います。というかほぼ将棋ブログです。

名人戦第1局 & 叡王戦第1局

はいどうも、うんぼぼです。

今週はタイトル戦が2局あるという豪華な週でしたね。名人戦叡王戦の感想とかを書いていきたいと思います。

 

名人戦 羽生 善治竜王 - 佐藤 天彦名人

両者のこれまでの対戦成績は羽生竜王からみて6勝8敗でした。タイトル戦では2015年の第63期王座戦で、佐藤天八段(当時)が羽生王座(当時)に挑戦し、フルセットの末3勝2敗で羽生王座が防衛しています。この年の佐藤天八段は、王座戦棋王戦・名人戦の挑戦者になる活躍ぶりでした。王座戦に続き棋王戦もフルセットまでもつれ込むものの、こちらも奪取はならず。「他棋戦でもここまで勝っててタイトル獲れないのは不思議」との声があがるほどでした。しかし年度が変わってすぐの第74期名人戦では、初戦を落とすものの、第2局の逆転勝利からは調子を上げて4勝1敗で名人を獲得しています。同じ年の第2期叡王戦でも本戦準決勝で羽生三冠(当時)に勝利。対羽生戦を5連勝として、本局に臨みます。

戦型は横歩取りになりました。名人は前述の2015年度で横歩の後手番で10連勝(あいまいな記憶なので確かではありませんが)を記録しており、佐藤名人といえばこれというような印象があります。一方、羽生竜王もA級プレーオフでは横歩取りで豊島八段を破っており、本局の直前に行われた王位戦挑決リーグでも村山七段との将棋で横歩取りを用いて勝利しています。お互いの得意戦法がぶつかりあう将棋となりました。

結果は羽生竜王が勝利しました。最終盤の5一金は私には見えませんでした。送りの手筋の応用みたいなものなので、アマでも強い人ならそこまで難しい手でもないのかなと思いましたが、どうなんでしょうね。

1日目から終盤に突入するという激しい展開ながら、最後の最後まで形勢は拮抗していたようです。控室でも検討陣がしきりに「難しい」と言っていたようですし、感想戦でも結局後手の敗因はハッキリしなかったようです。名人戦開幕局にふさわしい、奥が深い将棋でした。

 

 

叡王戦 金井 恒太六段-高見 泰地六段

ついに始まりました。新しくタイトル戦となった叡王戦、開幕局です。

どちらもタイトル初挑戦の両者で、これまでも対局がなかったんですね。同じ関東所属で、後輩の高見六段でもプロ入り後6年経っているため、その間全く対局がつかなかったことになります。なかなか珍しいことです。

戦型は横歩取りになりました。流行りの青野流ですね。5八玉に対し、後手の高見六段が4二銀と上がったのが印象的です。横歩取りの後手がこちらに銀を上がるのはあまり見たことがないため、驚きました。感想戦では「ここで5二玉と上がる手は後手が押され気味なので」とのことでした。玉自身で5三地点を守るのがまずいとみて、銀で玉頭を守るようにしたのでしょうか。本局の進行を見る限りではこれでも互角のように思えますが、この作戦は今後他の対局でも現れるのか注目ですね。

先手が若干指しやすいながらも難解な展開が続きますが、後手の高見六段が指した6二玉の早逃げがいい手でしたね。5二玉のままなら3四桂が厳しいのですが、これで緩和されています。それでも3四桂が有力だったようですが、早逃げされてからはやりにくいように思います。本譜は7五金と飛車に働きかけましたが、飛車角交換になってから手番を渡したのがまずかったようで、ここから高見六段が鋭く攻めて勝ちをつかみ、初タイトルに向けて好スタートを切りました。

 

終わりに

名人戦は平日だったので仕事があって観れなかったんですよね…。楽しみにしてたんですが、残念です。叡王戦は土日に行われるので、それがありがたいですね。久々に一日中タイトル戦を観る機会に恵まれましたが、やはり観る将は楽しいなと再認識しました。ニコ生の開場時間をちょっと過ぎたせいでアリーナ最前列に入れなかったのが心残りです。