うんぼぼの部屋

趣味の語りや独り言をダラダラと。かなり将棋色強めの雑記ブログになるかと思います。というかほぼ将棋ブログです。

第45回将棋大賞(2017年度)が決まりましたね

お久しぶりです、うんぼぼです。

新年度になりましたね。進級や進学、就職などで新生活が始まる、もしくは始まった方もいるのではないでしょうか。社会人になってからは、あまり春に特別感がなくなってしまいました。桜は好きなんですが、私が住む地域はすでに葉桜になってしまって悲しいかぎりです。

さて、将棋界も新年度を迎えました。先週、昨年度の将棋大賞の選考が行われ、発表されています。今日はそれについて書いていきます。

ほんとは先週あたりに「今年度の将棋大賞を予想してみた」みたいな記事を書く予定だったんですが、仕事が忙しかったのと友人からスプラトゥーンに誘われてしまったのでブログを書く時間があまりとれませんでした。

そしたらすぐ発表になってしまったので後出しにはなってしまいますが、まず先週時点での私の将棋大賞予想から書いていきたいと思います。

 

第45回将棋大賞(2017年度)予想 byうんぼぼ

女流棋士の対局もたまに観ていますが、あまり詳しくないので予想していません。あと最多対局/連勝/勝率1位/最多勝数の四部門はかなり前から藤井六段が独占することがわかっていたので割愛しています。

 

  • 最優秀棋士:藤井 聡太六段

 連勝記録更新、朝日杯優勝、順位戦1期抜けなど、語りつくせないほどの活躍がありました。文句なしだと思います。

 竜王挑戦&奪取により永世七冠達成、名人挑戦を決めるなど、藤井六段とともに今年度の将棋界を大いに盛り上げました。最優秀棋士賞と優秀棋士賞は、どっちになるかは分かりませんが藤井六段と羽生竜王の2人で分け合うことになるかなと思っていました。

  • 敢闘賞:豊島 将之八段

 王将奪取や名人挑戦は叶いませんでしたが、番勝負とプレーオフの過密日程をこなしたのは流石でした。優秀棋士賞とも迷いましたが、上ふたりがずば抜けているので敢闘賞あたりかなと。

  • 升田幸三:佐々木 勇気六段、増田 康宏五段

 大流行した横歩取り勇気流の本家である佐々木 勇気六段と、相居飛車の将棋をさらに広げた雁木を代表して増田五段が受賞すると思いました。勇気流のほかに青野流も流行っているので、青野九段も受賞するか悩んだのですが、既に青野流や鷺宮定跡で受賞しているのでは?とよく調べもせずに候補から外しました。いまの雁木戦法はソフト由来の作戦です。ソフト由来の戦法が升田幸三賞になるのかは昨年度も議論されていたと思います。昨年度は千田六段が角換わり腰掛け銀8一飛・6二金型と対矢倉左美濃急戦で受賞していますが、2017年将棋世界6月号によると「少なくとも今回は選考対象から外すことはしない」とあります。今年度がどうなるかは分かりませんが、一応あれだけ流行していたので候補に入れています。昨年度はソフト由来の戦法を公式戦で最初に指した棋士が受賞していますが、一般人だと公式戦のすべての棋譜が観れないので雁木を最初に指したのが誰か分からないため、雁木といえばこの人だよなあと思って増田五段にしています。

  • 名局賞 

 ここは正直絞り切れませんでした。候補はいくつかあります。第30期竜王戦第5局(羽生 善治棋聖-渡辺 明竜王)と第11回朝日杯決勝(藤井 聡太五段-広瀬 章人八段)と第31期竜王戦6組ランキング戦(牧野 光則五段-中尾 敏之五段)とA級順位戦プレーオフ第4回戦(豊島 将之八段-羽生 善治竜王)(すべて段位は当時)のどれかになるとは思いますが、甲乙つけがたいです。強いていうなら牧野五段-中尾五段は特別賞あたりになるのではないかなと。他3つから1つ選ぶことはできませんでした。

 

こんな感じですかね。新人賞の存在は普通に忘れていました。しかし(最)優秀棋士賞と新人賞を重複して受賞するかが分からないため、忘れていなかったとしても上の予想は変わらなかったと思います。先週の私が予想するとしたら、おそらく増田 康宏五段あたりですかね。新人王2連覇に竜王戦5組優勝などの活躍をしたので、新人賞には十分に相当すると思います。東京将棋記者会賞は発表されたとき「そんなんあったっけ?」となりました。昨年度どうなったかも全然記憶にないし調べてもピンとこないので、全く頭になかったですね。申し訳ない。

私の予想をしたところで、結果を見てみましょう。

 

 

 

第45回将棋大賞 受賞者

以下、将棋連盟HPからの引用になります。

【最優秀棋士賞】羽生善治竜王 (2年ぶり22回目)

【特別賞】藤井聡太六段 (初)

【優秀棋士賞】菅井竜也王位 (初)

【敢闘賞】豊島将之八段 (初)

【新人賞】藤井聡太六段 (初)

【最多対局賞】藤井聡太六段 73対局 (初)

最多勝利賞】藤井聡太六段 61勝  (初)

【勝率1位賞】藤井聡太六段 61勝12敗 0.836 (初)

【連勝賞】藤井聡太六段 29連勝(2016/12/24~2017/6/26)(初)

【最優秀女流棋士賞】里見香奈女流王座・女流名人・女流王位女流王将倉敷藤花(3年連続8回目)

【優秀女流棋士賞】伊藤沙恵女流二段 (初)

【女流最多対局賞】伊藤沙恵女流二段 41対局 (初)

【東京将棋記者会賞】森けい二九段

升田幸三賞】青野照市九段 (2回目)(横歩取り青野流)
佐々木勇気六段 (初) (横歩取り勇気流)

升田幸三賞特別賞】(故)大内延介九段(振飛車穴熊を戦法に確立した工夫)(初)

【名局賞】第30期竜王戦七番勝負第4局 渡辺明竜王 vs 羽生善治棋聖

【名局賞特別賞】第11回朝日杯将棋オープン戦本戦決勝 藤井聡太五段vs広瀬章人八段
第31期竜王戦6組ランキング戦 牧野光則五段vs中尾敏之五段 持将棋

 

 

はい、おおかた予想通りでしたね。菅井王位が優秀棋士賞になっていますね。確かに初挑戦初タイトルですからね。言われてみれば納得です。中村王座も欲しいところでしたが…。

羽生竜王が最優秀棋士賞で、藤井六段は特別賞と新人賞ということになりました。 新人賞じゃ釣り合わない活躍なので特別賞なのでしょうが、普通に最優秀棋士賞でもよかったと思います。ここらへんは選考会でも投票なりなんなりがあったでしょうし、詳しい内容は将棋世界6月号に確認することになるでしょうね。

升田賞は青野流と勇気流になりました。雁木は候補に挙がったけど外れた感じでしょうか。ここも将棋世界待ちですかね。勇気流は昨年度も候補に挙がっていましたが受賞には至らなかったので、ようやくといったところです。

名局賞は竜王戦の第4局になりました。決着局じゃないんですね。この将棋は羽生棋聖の寄せが見事でしたね。なるほど、確かにこれも有力でした。朝日杯決勝と420手の持将棋局は特別賞になりました。残念ながら3/28の対局に負けたことにより中尾五段は引退が決定していますが、この将棋は観ていてすごく感動しました。ずっと1点足りなかったところ、最後の最後に手順を尽くしてもぎ取ったときは少し泣きそうになるくらいでした。

 

おわりに

思ったより予想が当たってて驚いています。とは言っても今年は話題性があったので予想はしやすい部類でしたかね。2018年度の将棋界も2017年度に負けないくらい盛り上がればいいなと思います。